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こんにちは。

皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか？

公園で全力ダッシュをした院長の大森です🐟

 

今日は、 糖尿病 についてお話しします。

糖尿病は、血糖値のコントロールが難しくなる病気です。

国民病のひとつとされ、食生活の変化や運動不足などにより年々増加しています。

インスリンの分泌不足などにより血糖値が上昇し、全身の健康に影響を及ぼします🩺

糖尿病には網膜症や神経障害など、さまざまな合併症がありますが、その中でも特に注目されるのが 歯周病 です。

 

---糖尿病が歯周病を悪化させる理由---

糖尿病になると免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。

歯周病菌に対する抵抗力が弱まるため、歯茎の炎症が進行しやすくなります。

また、血糖値が高い状態が続くと歯茎の血流が悪化し、歯周組織の治癒が遅れることもあります。

特に注意が必要なのは、以下のような方です。
・ご高齢者
・喫煙者
・肥満の方
・ステロイドを服用されている方
・糖尿病を長期間患っている方

 

---歯周病が糖尿病に与える影響---

歯周病によって歯茎に炎症が起こると、炎症性（悪玉）サイトカインが産生されます。

サイトカインは、本来血糖値を下げる役割を担うインスリンの働きを阻害し、血糖コントロールを難しくしてしまいます。

 

このように、歯周病と糖尿病は互いに影響し合うため、どちらの予防と対策にも意識することが大切です。

最近の研究では、歯周病の治療が糖尿病のお薬１錠分に匹敵する効果があると言われています💊

 

また、初期の糖尿病は症状が少なく、歯科で病気が発覚するケースもあります。

 

当院では、患者様の体調に合わせたご相談のほか、糖尿病手帳への記入も承っております。

どうぞお気軽にご相談ください🙂‍↕️